サーバー移転とPHP7.1

IT・PC

レンタルサーバーの移転、ワードプレスの設定、データの移管、常時SSL化と順調に進んだが、常時SSL化した為に、デフォルトでインストールされているSiteGuardPlusが機能しなくなり、ログインできない状態になった。
全く予想もしていなかったが、SiteGuardPlusでログインページが変更されているので、このままではどうにもならない。

私がとった方法はまず、最初にインストールした状態でログイン出来るよう、FTPソフトでログインして、pluginフォルダーからこのソフトを選び、名前の変更をすることによって、プラグインを無効化した。実際には 「_」 アンダーバーを前に追加した。

漸くログイン出来てホット一息ついたが、なぜログイン出来なくなったのか皆目見当が付かなかった。
google先生にお願いして siteguatdplus ssl で検索すると、なんとまあ、このプラグインがSSLに対応していないとのことであった。

何たること・・・。サーバーで自動インストールした段階でこのプラグインはお約束として組み込んである。ユーザーは当然それを使う。当たり前のことだ。

サーバーが今、無料で独自SSLを発行してくれるので、常時SSL化へと進むのは自然の原理と言える。

そしてSSL化すればこの問題に直面する。レンタルサーバーの何処を見てもこれについての説明が無い。おいおい。

SiteGuardPlusはSSL化した場合は一部機能を停止すれば使えるようになったらしいが、その停止した機能を欲しいから使うのであり、出来ないなら他のものを使えばよいだけのことなのだが、さて、何が良いのか手探りであった。

最初はNinjaFireWallというのを見つけてインストールした。
これは忍者と名前が付いているがUSAのソフトで、全て英語。またもやgoogle先生のお手伝いを頂き、漸く理解出来てほっとしたら、なんと、これがJetpackと相性が悪くて、どうにもならない。
これ以上無理と判断し、All inOne WP Security をインストールして使っている。
日本語化していないが、Google先生のお世話になれば、一部判りにくい処など、一気に教えてくれる。

少々手間が掛かるが、SiteGuardPlus よりはるかにセキュリティーは高い。ログイン時も算数の問題を出してくれるだけで、日本語変換する必要もなく、答えの数字だけを書けばよいので、このほうが使い勝手が良い。

勿論SSL化はされており、普通にインストールするだけで、他に特別な事は何もする必要が無い。

SSL化への変更もこれで落ち着いたので、サーバーより案内のあったPHP7.1にシステムを変更した。
PHP7は1年と少し前に公開され、其の後バグの修正をして現在は7.1,7.2の時代になっている。サーバーがテストしてOKを出したのが7.1の時だったのだろう。

サーバーのコントロールパネルで変更するだけなので、いとも簡単なのだが、インストール中との表示が出たまま、完了の表示が現れない。
1時間半ほど放置しておいたがそのままなので、ブラウザーの再読み込みをしたら7.1に変更されていた。
なんとも頼りないパネルだなと思いつつ、ワードプレスを動かしてみたが、ネットで言われているほどのスピードアップは感じられなかった。

ここで思わぬ事態が出現した。

PHP7.1にしたことで、Jetpackとの連携に異常を来たし、wordpress.comで提供されているJetpackの管理画面が使い物にならない。
一体何が起こったのかと、またもやGoogle先生のお世話になり、検索したら、どうもJetpackとの関係が良く無いとの書き込みが多々ある。

已む得ずサーバーのサポートに連絡して、何かアドバイスを貰おうとしたが、サーバー側で全くこの事態を把握していなっかった。
驚くことだか、エラーが出ている処を画像で送ってくれ・・・とのことだったので、早速送ったが、なんともあやふやなメールが来ただけで何の解決にもなっていなかった。
暫く様子を見てくれ・・・とのことだが、風邪ひいて熱出して訳ではない。
wordpress.comはPHP7シリーズにしているだろうし、又、日本の他のレンタルサーバーも早いと処だと昨年秋にはPHP7をサポートしている。

某Xサーバーもサポートしている。当初は何かあったようだが、今現在トラブルが起こっている形跡はネット上では見られない。

ということは、私の契約したレンタルサーバーのエンジニアがこの状況を克服するだけの知識を有していないということになる。

大丈夫か・・・。このレンタルサーバー・・・・、ヤッホーの子会社で、以前大きな失敗をされたが、その反省から社内の改革をして再出発されたことは、会社案内にちゃんと載っている。

私はちょっと応援する積りで、幾つもあるレンタルサーバーからここを選んだ。又、大阪が本社で対面サポートもしますというのが一番頼りになるだろうと思ったのだが、この数日の対応を見ていると、少々不安を覚える。

Jetpack に照会していますので、返事がくればご連絡しますとのことだったが、Jetpack が確実に返事をくれるとは到底思えない。

他のレンタルサーバーでPHP7以降にアップデートして Jetpack の連携でエラーが出て、使い物にならないとの記事は見た事もない。ということは、ほったらかしになるかもしれない。

PHP7.1は提供いたしました。それで動かないのはプログラムに問題があるので、サーバーの責任ではありません。ということなんだろうか。
確かに、突き詰めればそうだろう。だが、wordpressの自動インストールが出来ます。というのは、wordpressとakissmet,jetpackは切り離せない関係なのだから、ここまでの動作が一連の流れとして出来なくてはならない。

サーバーのホームページにはwordpressの自動インストールはバージョン5.3,5.6に対応と書いてあった。これを言われたら返答に困るが、このまま進歩しなかったら、競争に勝ち抜けないと思う。

PHP7は公開されてもう1年以上たつ。その後バグを修正して、今は7.1,7.2の世代になっている。
コマンドが無くなったものもあるそうなので、プラグインに影響が出るのはやむを得ないが、私がインストールしているプラグインで問題を起こしているのは他にない。(すべて対処済であった)

無料お試し期間が終わってからPHP7.1のサポートが始まったので、使用料はお支払いしなくてはならない。安価な金額でSSLまで貸して頂いているので感謝しているが、PHP7.1とJetpackとの問題を何とか解決して貰ってから、クレジットカードのボタンを押したいものだ。

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