N国党の皆さんへ期待を込めて

2020年3月8日

歴史に関した記事しか書いていなかったが、今回は世間を騒がせている「NHKから国民を守る党」に関して少し文章を書いてみたい。

歴史のサイトでなぜ「N国党」と疑問に思われるだろうが、私はこのN国党とれいわ新選組を幕末に京都だけではく、全国を暴れまわった志士達に擬している。

4月の統一選挙投票日に偶然N国党の事を知り、以来注目してきた。ポンコツ議員の寄せ集めとはよく言ったものだと思うが、その後地方議員選挙の予定者として名を連ねている方の中には相当な学歴・職歴・学位をお持ちの方もおられる。これら国政レベルの方々を地方においておくには如何にもったいない。今回の平塚騒動に巻き込まれた方も国政で活躍できる能力をお持ちのようにお見受けする。
また、衆院選に向けて募集した美女候補にも国政レベルで活躍できそうな方が複数おらるようにお見受けする。

現在N国党の支持率が伸び悩んでいるが、立花氏がご指摘のように、数年待てば今の中高生が有権者になる。その時がN国党飛躍の年になるような気がする。

国政の政党名を「みんなの党」にする事について私は賛成するが、有権者に意図が伝わるのは中々難しいと思う。当初は支持率の減少を覚悟しなければならないだろう。しかし2~3年もすればV字回復するのではなかろうか。渡辺よしみ先生のアジェンダは今の時代にも十分通用する経済政策だと思うので、何とか良い方向に向かって欲しいものだ。

丸山穂高氏は非常に有能な政治家だと思う。酒で少々物議をかもしたようだが、彼の有能さは飛びぬけているように思う。彼のツイッターを見るとレスした中に海外でのPhD・MAを視野に入れていると書いておられるので、それも良かろうと思う。暫くこの政治世界から離れ、学者として大成されることを期待したい。学位取得後に再度政治の世界に戻ってこられるのも良いだろう。
それまでN国党を大事に育てて頂きたいと思う。

現職の地方議員やこれから選挙に立候補しようとされる方へ、少しアドバイスをさせて頂きたい。

少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 Wikiより

社会人になってしまうともう勉強しなくなる。経験値だけで政治家を出来るのは地方議員のみ。
もし、都議・府議・県議や国政議員を目指すのであれば、現在の知識を再点検し、もう一度学術の門を叩いて欲しい。
今の世の中、社会人を対象とした大学院は沢山出来ている。大学受験を経験していない方(各種推薦入試など)にとって大学院受験は大変だと思うが、一度大学院の募集要項を調べて頂きたいと思う。

大学院の受験資格は幾つかあり、大学を卒業していなかったとしても受験を許可されることがある。中卒であったとしても、大学院に入学する道は開かれている。もう10年以上前のことだと思うが、中卒でコンピュータープログラムに才能を発揮されていた若者が、九州大学大学院の博士後期課程に入学されたことがあった。高校・大学・大学院博士前期課程をすっ飛ばしての入学だった。もう既に修了して博士の学位をお持ちのことと思う。

大阪で維新の会を設立し、初めて選挙で勝利を収めた橋下徹氏が、市議・府議が余りにも低レベルなので、「大学院へ入り勉強しろ」と叱責されたことがあった。たまたまそのニュースを見ていた私は、橋下氏の気持ちがよく分かった。その後の維新の議員達を見てきたが、大学院へ入学して博士前期課程を修了されたのは、短大を卒業された若い女性市議一人だけだった。基礎学力をもう少しつける必要があったのだと思うが、通常2年のところを3年かけて修了された。議員をしながらなので無理をせず長期履修されたのだろう。今は結婚・出産を経て市議をしておられないが、次期衆議院選挙には出馬されるだろうと思う。私はこの方を高く評価している。

維新幹部の某氏は高卒で良く頑張っておられるが、HPのプロフィールにさり気なく「平成4年2月 上智大学社会人コースでもっと自分自身を磨く為、心理学を学ぶ。」と記載されている。これは上智大学の所謂市民講座で、誰でも申し込めば受講できるものである。期間は半年で15回の講座が開かれ、出席確認も単位取得の為の試験もない。知らない方が見れば社会人を対象とした大学で、心理学を専攻して卒業したのかと誤解を招く恐れがある表現である。各市の市民ホールや公民館で開催される文化講座と同じことで、こんなものを政治家のHPに掲載するとはどういう考えなのか理解に苦しむ。履歴に大学の名が欲しければ、夜間大学や放送大学・通信制の大学もある。地方議員の時から随分長く政治家をされているのだから、この間に大学教育を受けようとすれば時間は十分あった筈である。大阪市大が夜間大学を停止したのは2010年だった。

N国党で立候補を予定しておられる皆さん、どうかもう一度自分自身を見直して、「自己陶冶」(じことうや)されることをお願いしたい。

参考までに、東京大学大学院入学者選抜方法の概要をリンクしておく。また、東京大学大学院公共政策学教育部 専門職学位課程学生募集要項へもリンクを作っておく。どの大学でも同じことなので、自分に合いそうな大学院を探せばよい。最近よく広告が出る埼玉大学経済経営系大学院は東京にもサテライトキャンパスがあり、平日夜間と土曜日に開校されている。募集要項はこちら 。関西圏だと大阪市立大学大学院都市経営研究科が社会人ように作られた研究科になる。募集要項(ダウンロード)。大学を卒業していない方に向けて、入学試験出願資格審査 の対象となるものを具体的に紹介している。地方議員を受け入れていることを公表している。パンフレットには学士号を持っていない方への入学手順も簡単に書かれているので、分かりやすい。 大阪府立大学経済学研究科も大阪難波にサテライトを設けている。募集要項 デジタルパンフレット 。

どの大学でも、大学を卒業されていない方は、「個別の入学試験出願資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると本研究科が認めた者」に該当すれば良い。則ち、研究科が大卒と同等以上の学力があると認定出来ればよい訳で、アイキャッチに使わせて頂いた「認定司法書士の加陽まりの」さんは正にこの条件を満たし、受験資格を与えられるだろう。他にも弁護士・弁理士・税理士や情報処理の高度資格を取得されている方も認められるだろう。詳細は自分で大学院に問い合わせれば判る。上記の大学院受験資格の例外的な規定は余程の方でないとご存じない。大学院を受験しようとされる方でないとこの募集要項を読むことはないし、大卒の方はこの例外的な規定を読む必要もなく受験資格があるの気づくことも無い。中卒・高卒で大学院を受験できるとは想像も出来ないだろうが、能力のある人にはちゃんと門戸が開かれているのだから、まず一歩を踏み出して頂きたいと思う。

* PhDは「Doctor of Philosophy」の略 日本では博士号に当たる。MAは「Master of Arts」の略 日本では修士号に当たる。

————————————–  書き終えて ————————————-

何か難しいことばかり要求しているような感じもするが、日常生活の中に大学院で研究する時間を組み入ればよのであって、毎日勉学と格闘しないさいと言っているのではない。人生の中で2年間(長期履修にすれば4年まで延長出来る。大学の留年とは違い授業料は2年分だけで済む)頭をフルに動かす時間を作り訓練しておけば、その経験は将来必ず役に立つだろうし、大学院に入学してくる人たちとの交流は掛け替えのない強い絆となるだろう。成果が何時になれば出てくるかは人それぞれだが、N国党の地方議員さんたち、将来立候補を表明されて方たちをみても、読解力・読み取る能力がないと、果たして何人の方に伝わるのか心許ない。